ボールダーのダウンタウンではメガファストフード店や24時間営業の店などを見かけることはほとんどない。
住民の多くは、ヘルシーでサステナブルなモノしか受け入れないので、そうした店は地域に根ざせないのだ。
体の健康と心の豊かさ、持続可能な社会を志向するボールダー住民の要望を満たすオーガニックでウェルネスでエコロジカル
なショップが多く見られる。丸1日使ってダウンタウンをスローに歩き、話題のグリーンなスポットでスローな時間を過ごしたい。
古くは1960年代からマクロビオティックやビーガンを志向する人々がこの地に集まっていたという背景もあり、地産地消・オーガニックを志向する
食文化が今なお色濃く残っているボールダー。
ボールダーのダウンタウンには、ワイルドオーツやホールフーズ・マーケットの2大オーガニックスーパーを筆頭に、多くのオーガニック系食
料品店が軒を連ねている。そして、レストラン・カフェの多くは、地元の農家から直送されるフレッシュなオーガニック野菜を使ったベジフルな料理や地ビール
を提供している。中でも毎週水曜日と土曜日に開催されるファーマーズマーケットは、ボールダーのオーガニック&ナチュラルムーブメントの
「今」を肌で体験できる場所となっている。「Farm to Table」「Eat Local」がキーワードで、市民が地元農家から直接購入することが基本コ
ンセプトとなっている。マーケットへの出展者は地元近隣の中小農家に限られており、輸入青果物を取り扱う事業者や卸業者の出展は原則認め
られていない。エコファーマーが手塩にかけた自慢の青果物やチーズやワイン・パンなどの加工食品、家庭菜園用の苗木など目白押しで並ぶ。
ボールダーで巻き起こるグリーンな食文化。住民個々人の消費者行動こそが、ボールダーのナチュラル&オーガニックムーブメントの源泉であ
ることが確認できるはずだ。
⇒ 写真を見る